サーモンのクリームパスタ的な何か

スラマッパギー(今季最熱言語マレーインドネシア語でおはようの意

連日の更新。珍しいですね。おぽ!おぽ!ぽぽぽぽーん!

今日は冷蔵庫漁ったら冷凍庫からカチコチの鮭の切り身が出てきたんでサーモンのクリームパスタを作りました。カーッチンコッチン。

材料:鮭切り身1枚(中辛以下推奨。塩分が多いとソース作るときにしょっぱくなります。)
   生クリーム 350ml
牛乳 適宜
   白ワイン 50ml
   パスタ 200g(2人前
   パセリ
   ブラックペッパー
   粉チーズ


まずは鮭を一口大にカットします。

図のように適当に一口サイズにバラバラにしてやりましょう。皮も半分くらい刻んでいれてもよいんじゃないでしょうかお好みで。

次にフライパンにサラダ油を引きます。中火でフライパンとオイルをあっためたらサーモンを投入。
火を通して全体の色が変わってきたら強火にして白ワインを投入します。

強火で時折フライパンをゆすりながら、アルコールを飛ばしましょう。

臭いをかいでみたり、ソースをちょっとなめてみてアルコールが飛んでいたならば、中火にして生クリームを入れます。同時に塩を小さじ1(もっと少なくてもいい)ほど入れましょう。僕は毎回この段階での塩は控えるクセがあります。クリーム系は一回しょっぱくしてしまうとリカバリーが難しくなるし、サーモンが塩漬けだったりすると、そこから染み出る塩分もあって全体がかなり塩っ辛いことになってしまうからです。煮詰めて粘度をお好みにした段階で、味を整えるといいのかなーと思います。



見た目マジ悪魔鍋。

表面がフツフツといってきたら弱火にして、フライパンを時折ゆすりながら生クリームを煮詰めます。最初に生クリームを入れた段階では、サーモンの色でとても気持ち悪い悪魔鍋的な見栄えになりますが、ちょっとかき混ぜてやると真っ白になります。


こんなふうにね

ソースを半量くらいに煮詰め、粘度を高めたら、牛乳を少しづつ入れて、好みの粘度に仕上げます。

ソースの火加減に気をつけながら、麺をゆでます。生クリームの塩分を考えて、パスタ鍋の塩はちょい控えめにするといいと思います。無塩の鮭を使う場合はそうでもないんですけれどね。とにかく塩の全体バランスを考えましょう。パスタの塩とソースに入っている塩を足して、理想の塩分量になれば言い訳ですから、ソースが多いならパスタの塩を減らす。パスタの塩が多いならソースの塩を減らす、といった気遣いができるようになると、料理の腕もあがってくるのではないか、などと愚考しています。

さて、好みの粘度になり、麺が茹で上がったら、ザルにあげた時点でちょこっとバターを切って乗っけて、そのままフライパンにぶち込みましょう。全体に絡めて、別途粉チーズをかけてコクと旨み成分を足し、ブラックペッパーをふってアクセントをつけ、盛りつけた後にパセリなんかをふってあげれば見栄えもよくなり完成です。


皿をふけ皿を。ホールやってんだから。

かんせーい。ちょっと煮詰めすぎて、ソースの量が少なくなって寂しい。けれど、ある本によれば、スープパスタでもない限り、食べ終わった後にソースが残っていない量にするのがイタリア料理的には正解みたいな記述も見たことがあるので一概に多けりゃいいってもんでもないかもしれませんね。完全に好みだと思います。粉チーズもちょっと奮発して、パルメザンとかじゃなくてパルミジャーノとかペコリーノロマーノとかを削ってかけたらもっとおいしくなると思います。ペコリーノロマーノを入れるときは塩分が強いのでソースとのバランスを考えましょう。


今日はちょっといつもより所感というか、作ってて考えていることを多めに書いてみました。